在宅チーム医療栄養管理研究会トップページへ

 

●研究会のご案内

●研究報告研究報告

●お知らせ

●ご質問
  お問い合わせ

●会員の職場へ
  リンク

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2007年の活動
 12月  9月  7月  5月  3月  1月

 

<第2回 在宅栄養ケアマネジメント推進フォーラム07>

日 時: 平成19年7月22日(日)13:00〜17:00

場 所: 社会福祉法人浴風会
     高齢者認知症介護研究・研修センター2F

内 容:

開会のあいさつ
通所、通所リハビリテーション、
居宅療養管理指導、
介護予防地域支援事業 
栄養ケアの現状と自己研鑽の必要性

佐藤悦子先生
(在宅チーム医療栄養管理研究会代表)

現在、地域の中では通所事業所や訪問事業者などが、それぞれに情報を集め活動しています。今後は真のネットワークを作り、それぞれの拠点で一つの情報を共有できるよう手を組んでいくことが大切です。他職種協働で栄養問題を改善していく、急性期病院から在宅へ帰る利用者へ各専門家として何ができるか、そのためにも需要があればすぐに対応できる栄養ケアステーションを実現させていきましょう。

<第1部> 
講演1・・・・・在宅へのチャレンジ 
〜在宅栄養ケアマネジメントへの取り組み〜

実践報告1 居宅療養管理指導への取り組み 
古賀奈保子先生(管理栄養士) 茨城診療所 居宅療養管理指導

茨城県日立市南部、東海村、ひたちなか市、那珂町、茨城町近郊で居宅医療を提供をしているいばらぎ診療所。このエリアの居宅療養管理指導を一手に引き受け、一月に60件(月2回の訪問も含まれ、その他に15件程の外来も担当)を一人でこなしています。
主に、低栄養、糖尿病、高血圧への対応が多く、実際に訪問している様子をビデオで紹介してくれました。理想の食事を押し付けるのではなく、現状の食事や栄養に関係のない話も交えながら生活の様子を伺い、できる範囲の方法を話し合って、結果につなげていけるように心がけているそうです。
看護師や他職種と蜜に連絡をとり、ときには一緒に訪問するなど協力体制を整え、BMIやアルブミン値など根拠に基づく説明もきちんとしています。現在、管理栄養士は一人。実践を積んでいくことで仲間を増やしていきたいといいます。

 
実践報告2 通所における栄養ケアマネジメントの取り組み
田中和美先生(管理栄養士) 特養ふれあいの森(併設通所)

神奈川県茅ヶ崎市にある特別養護老人ホーム ふれあいの森の入所者は70名。介護老人福祉施設併設の通所介護事業所の定員は30名。1回当たり100名の食事を2名の管理栄養士で担当しています。施設の栄養ケアマネジメントが定着し、管理栄養士の専門的ニーズのフィールドを広げるため、通所介護事業所で栄養ケア・マネジメントを立ち上げました。
栄養ケア・マネジメントを行うことで、利用者さんの何に貢献できるのかを探りながら、他職種が実行できるシステムの確立を行いました。体重、BMIの推移を一目でわかるようエクセルでデータ化し、低栄養状態のリスクを発見しやすいようにして、通所での栄養相談、ケアマネジャーと同行しての居宅訪問へと前進させています。昨年の4月から今年5月までの約1年で、対象者13名の内、末期ガンの患者1名を除く全員に、体重アップ、喫食量アップなどの改善が見らています。
現在は地域の方々と栄養に関する勉強会も実施。栄養士の活動について報告し、何かあれば声をかけてもらえるよう、活動の場を開拓しています。


演者と参加者との対話 
在宅栄養ケア進出への課題と
        解決策を探る

コメンテーター 蓮村幸兌先生(医師)

需要を切り開き、在宅へ向かうお二人のモチベーションは素晴らしいですね。在宅には栄養士の活動すべきたくさんの需要があります。「栄養ケア・マネジメントを誰も利用しない」ではなく、どう動き、どこをどう動かせばいいのかを探り、一緒に組織を動かしていきましょう。栄養士がしっかり活動していけば、薬がいらなくなる日もくるでしょう。

<第2 部> 
講演2・・・・・白澤卓二先生(東京都老人総合研究所所長・医師)
アンチエイジングな食事 健康長寿のススメ 
第一人者が食のエビデンスを語る
〜三浦敬三・雄一郎、親子と共に追及したアンチエイジング実践食〜

アンチエイジングライフ実践のポイントは、「食事」「運動」「生きがい」。日頃の生活の在り方が大きく影響します。
第一のポイントは「肥満」。体重が増えるということはカロリーの摂り過ぎ、いかに体重を安定させていくかということが大切です。食べる種類を減らすということではなく、必要な栄養素を十分に摂りつつ、カロリーを減らすことで、健康長寿を伸ばす食事になります。食品の特性を知り、選択にも気を配れるとより効果的。「腹八分目」ではなく「腹七分目」がお奨めとのこと。
また、食事だけでなく、運動すること、生きがいを持つことも大切。 よい環境を整えることで、高齢期になっても脳の神経細胞が再生できます。実例として、百歳を超えてもお元気に活躍されていたプロスキーヤーの三浦敬三さん、日本舞踊の師範である板橋光さんの実際の生活の様子や、お二人の肉体年齢、老化の進み具合などをビデオに解説をつけて紹介してくれました。

【閉会の挨拶】 塚田邦夫先生 終了