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塚田代表

ご挨拶    

  在宅チーム医療栄養管理研究会の第四代代表という大任を仰せつかりました、村上奈央子と申します。

  本研究会は、介護保険制度が施行される以前の1999年より一人でも多くの管理栄養士が在宅に進出して在宅チーム医療・ケアの一員として活動することを願い初代佐藤悦子代表の声掛けにより発足され本年で19年目を迎えます。

  高齢者が在宅で自分らしく暮らしていくために、高齢者が陥りやすい脱水・低栄養・嚥下困難・褥瘡などの疾患を予防しまた重篤化しないために、管理栄養士が生活の場である在宅に出向き専門的な視点で関わる訪問栄養指導が欠かせないと考え、この普及のため活動を続けました。二代市原幸文代表により更に参加者への門戸を広げるべくメール会員制となり、また本研究会が行うチームケアの視点にフレイル予防が加わりました。そして医師である三代塚田邦夫代表の着任により本研究会の名称でもあるチーム医療栄養ケアが名実ともに形になりました。

  2018年は医療・介護の同時保険改定が行われました。ポイントはいずれも地域包括ケアシステムの構築や強化が筆頭に挙げられ、急性期病院、回復期病院、介護保険施設そして在宅のいずれにおいても切れ目のない医療・介護体制が望まれておりそれは栄養ケアにおいても同様です。

  本研究会では、18年間で培ってきた知識と経験を広く共有すべく、在宅訪問栄養の教科書となる「スリーステップ栄養アセスメント(NA123)を用いた在宅高齢者食事ケアガイド」と在宅訪問栄養活動を始める際に必要な具体的な情報を集めた「訪問栄養指導って何をするの? 在宅訪問栄養ハンドブック」の二冊を出版・販売し、また昨年より、年四回行われる定例研究会のうち一回を地方で開催する活動も始まっております。

今期の研究会の課題は以下の通りです。

  • 研究会役員の役割分担を明確にし、役員交代に伴う個々の負担を少なくしつつ、従来の事業および新たな事業をスムースに進めていく。
  • 在宅における栄養改善の必要性に関する外部からの要望に応えるとともに、日本在宅栄養管理学会をはじめ、他団体との連携を深める。
  • 在宅訪問栄養を開始する管理栄養士を増やす。そのため「訪問栄養ハンドブック」を使用した講習会や定例会において実践的な内容を企画実施する。またハンドブックは改訂版の発行へ向けて準備を行う。
  • 隔月の「定例会」および「フォーラム」を更に充実させるとともに、より多くの多職種に参加してもらえるように工夫する。

微力ではありますが、以上の課題を達成すべく勤めてまいります。
本研究会の更なる発展のため、今後もご支援、ご協力を宜しくお願い申し上げます。

2018年7月1日
在宅チーム医療栄養管理研究会
代表 村上 奈央子


歴代代表

第1代 1999−2008 佐藤 悦子(愛全園)
第2代 2008−2017 市原 幸文(鎌倉女子大学)
第3代 2017−2018 塚田 邦夫(高岡駅南クリニック)
第4代 2018− 村上 奈央子

※上記年号は年度を表す。
※所属は就任時のものである。