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国宝高岡山瑞龍寺にて在宅チーム医療栄養管理研究会のメンバー
*高岡山 瑞龍寺にて

 

2006年の活動 
 1月  2月  3月  5月  7月  9月  10月  12月

 

平成18年10月8日(日)ふくおか総合文化センターにて高齢者栄養ケアセミナー開催
在宅チーム医療栄養管理研究会の
メンバーが講師となり
富山県高岡市ふくおか総合文化センターにて
高齢者栄養ケアセミナー2006
開催された。

 

「高齢人口が増加する中、高齢者の栄養管理についてはまだ解っていない事ばかりです。その中で、新介護保険制度が始まり、口腔機能向上プログラムや栄養ケア・マネージメントといった聞きなれない制度が始まりました。ここに高齢者の特徴と栄養療法について、系統的に学ぶ必要を感じセミナーを開くことになりました。」と、佐藤悦子代表の挨拶で始まった。

高岡駅南クリニック院長 塚田邦夫氏による糖尿病を合併した褥創治療の理論と実際

1.糖尿病を合併した褥創治療の理論と実際
(高岡駅南クリニック院長 塚田邦夫氏)
褥創発生のメカニズム
褥創と栄養の関係
●糖尿病は栄養障害

と、順を追って「褥創」「糖尿病」が
いかに「栄養」と関係しているのかを
分かりやすく解説。

2.高齢者栄養の特徴と漢方薬特別養護老人ホーム愛全園施設長 蓮村幸兌氏による高齢者栄養の特徴と漢方薬
(特別養護老人ホーム愛全園施設長 蓮村幸兌氏)
●高齢者の栄養状態(特に、脱水を含む
低栄養群への対応の現状)
●漢方薬の診断方法「
四診」とこれに基づく
「髄証治療」

●食物陰陽表 漢方は自分に足りない
野菜である
●食物不振に用いる代表的な三処方

など、多くの症例を交えながら具体的な対応を解説。

3.高齢者栄養改善にむけた栄養ケア・マネジメントの実際在宅サービスセンター愛全園センター長 による高齢者栄養改善にむけた栄養ケア・マネジメントの実際
(在宅サービスセンター愛全園センター長
佐藤悦子氏)
●高齢者に対しての栄養の役割
●報酬の取れる栄養改善サービス

●低栄養状態のおそれのある高齢者とは
●地域連携、信頼関係があってこそ
前進できること

と、現状取り組んでいる「栄養」の役割について
の調査結果を交えながら、共に前進していこうと会場の仲間にエールを送った。

4.新介護保険制度における口腔機能向上プログラムの実践
(生駒歯科医院院長 生駒俊介氏)生駒歯科医院院長 生駒俊介氏による新介護保険制度における口腔機能向上プログラムの実践
●新しい介護保険制度と口腔機能向上
プログラム
●口腔機能の課題と分析

●口腔機能の加齢変化

をエビデンス交えながら解説し口腔ケアの必要性
を伝えた。

また、歯科衛生士による実演がされ、
いかに「唾液」が有用なものであるか説明し、歯科衛生士による唾液分泌に有効な食前体操
唾液分泌に有効な食前体操を参加者全員で
実習した。

漢方薬の捉え方、認知症の方への入れ歯使用の
考え方など、時間いっぱい会場の質問に答え、
無事セミナーを終了した。

          漢方薬の捉え方、認知症の方への入れ歯使用の考え方などの質疑応答